結果的にコアコンピタンスがないと「Webブランディングはできない」という話。

結果的にコアコンピタンスがないと「Webブランディングはできない」という話。

Webブランディングとデータドリブンマーケティングの関係

人相が悪点では、生田さんには負けてない私ですが、「彼はまだまだ、第一線の現役制作者だね?」なんて感じることがあります。しかし、地方に移住した私には、生田さんの声も時々セミナーで声を聴くくらいで、「それを地方の中小企業にどう活用するのか?」という大きな課題がいつものように残ります。スマートフォンファーストの時代には、ブランディングは、より難しくなり、お客様との接点は縮小していきます。SNSでも同様です。個人規模の事業でなければSNSでユーザと関連性を築くのは難しくなりました。よって、Webサイトで成果をあげるためには、お客様との最低限度の接点の中で、お客様の問題を把握して、その問題を解決することが必要になります。それこそが、Webブランディングの本質ではないでしょうか?同様のお話をキノトロープの代表取締役 生田さんも語っていた。彼は、同時に「データドリブンマーケティングで、ニーズ最適化を目指すことが究極のWebブランディング」が必要なことも説いていました。
MA(マーケティングオートメーション)のデーターをCRMに乗せても載せなくても、見込客が抱えている課題・問題を把握しているのか?Webブランディングをどのように行って行けばよいのか判断が難しい時代になっています。ブランディングとは、まず、その目的・目標値が設定され、ターゲット絞るのだが、その他のターゲットにために自社がないができるのかを考えなければいけない点においては、自社のコアコンピタンスの質とレベルを高める必要があります。コアコンピタンスには、差別化ではなく独自性と希少価値が必要です。

データドリブンマーケティング

地方の中小企業のできるWeb戦略とは?

ブランディングを意識するよりコアコンピタンスの追求にあるのではないでしょうか?「独自性と希少価値」があればブランディングは「伝える力」を強化すればいいのです。Webでも、SNSでも、CMでも、専門誌広告でも方法はいくらでもあります。常用なのはコンテンツとなります。「地方の中小企業じゃ無理だよ!」という経営者もいるかも知れませんが、「独自性と希少価値」は大手より中小企業の方が作りやすいのです。また、私が「コンサルティング型戦略的Web制作」を行っている時、自社では自社の商品に価値が見出せなかったり、「独自性と希少価値」を感じてなくても、視点や市場を変えれば、「独自性と希少価値」に変化できる商品やサービスは沢山あります。問題は解決するためにあるのです。もう一度、「何故、今の顧客は自社と取引をしているのか?」「何故、他社の顧客は自社の顧客にならなかったのか?」を考える必要があります。

データドリブンマーケティングが加速するWebブランディングとは?

データドリブンマーケティングの時代、変化を続けるユーザの求める課題を解決するための素材を見つける必要があります。何故ならば、上記で述べたようにユーザの思考も多様化して、今までの経験値では対応できない時代になっているからです。「この変化にどのように対応するか?」を売上ベースでなくWebベースで捉える必要があります。もし、売上が低下したのであれば、その原因は、他社の新商品のせいなのか?・自社の商品のライフラインが低下したのか?などなど様々な原因をデータドリブンマーケティングを活用する必要があります。ですが、何度もお伝えしますが地方の中小企業は、市場を世界に向けて、「独自性と希少価値」が創造できるコアコンピタンスを構築するという話になり、これらがある企業ならWebを強化しなくても企業は成長します。しかし、例えば、「10億の壁」を迎えている企業などには重要な話になります。ですが、まだ成長期の企業にはWebブランディングより成果を求めた、ユーザの問題解決策を掘り下げたWebの強化が必要のなのではないでしょうか。

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